柿川夜桜閑話 119 べにうつぎ

農耕を始める時期になると
里の家々にウチギの白い花が咲き芳香を漂わせる
かつて民衆に農業を教えた古代の皇帝が
ホトトギスに化身し朝も早くから鳴いて
農作業の準備を告げた
ところがかつての治めた国はなくなっていた

柿川夜桜閑話 119 べにうつぎ
今日は近くの高校の運動会
元気いいです
柿川追い回し橋上流に
赤いウツギが咲いています
ウツギの花は卯の花と呼ばれ白い花ですが
この花はだんだん赤くなります
夏の風情で柿川を楽しませてくれます
と同時に卯の花は農耕と関係が深い花です
名曲「夏は来ぬ」を中国伝説風にこじつけてみた
卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
農耕を始める時期になると
里の家々にウツギの白い花が咲き芳香を漂わせる
かつて民衆に農業を教えた古代の皇帝が
ホトトギスに化身し朝も早くから鳴いて
農作業の準備を告げた
ところがかつての治めた国はなくなっていた
皇帝は嘆き悲しみ低い声で鳴いた
そうしてまた夏は来た・・・

ご覧いただきありがとうございます。 新潟県 長岡市  わかさ 鍼灸 整骨院 はり きゅう koukichi-wakasa.com

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