鍼灸師のお仕事 23
胃心痛
突然胸が痛くなり、入院した。退院してからも胸の痛みはある。
血圧は130-100と最低血圧が高い
腹が張り、みぞおちがつかえる。小便不利して下痢
食欲はなく痩せてきた。お腹が鳴る。
脈は沈んで細い。
憂愁思慮や過労で、脾の津液が虚し、胃熱が胸の熱となる。
胃熱で腹は張りみぞおちは詰まり胸に迫り胸の熱となり、痛みを発
した。その時中焦以下は寒となり、胸の熱と腸の冷えが夾雑し腸
鳴をなした。
治療は
脾の津液を補い、腹中の虚寒を除き、腹部の拘攣を緩め、胸の
熱を去る。
最初は脾を補い、足に気を下げ打鍼で腹部の拘攣をとリ、火曳き
の鍼を加えた。
胸の痛みは減ったが一進一退であった。
なかなかみぞおちのつかえが取れない。
季肋部の硬結を上に向けて久捻し、四華の灸を加えた。
すぐには変化はなかったが、眠れるようになったとのこと。
脈は浮いて少し柔らかくまってきて浮腫も減ってきてる。
声も明るくなった。
それとなく色々相談事を聞きながら
1ヶ月くらいするころには、胸の熱もとれたので最低血圧も下がり始
め3ヶ月くらいで胸痛や胃腸症状はなくなった。
治療は意識を超えたところでひらめくことがあり、それが微細であっ
てもきちんと観察することを教えられた。
胃心痛
突然胸が痛くなり、入院した。退院してからも胸の痛みはある。
血圧は130-100と最低血圧が高い
腹が張り、みぞおちがつかえる。小便不利して下痢
食欲はなく痩せてきた。お腹が鳴る。
脈は沈んで細い。
憂愁思慮や過労で、脾の津液が虚し、胃熱が胸の熱となる。
胃熱で腹は張りみぞおちは詰まり胸に迫り胸の熱となり、痛みを発
した。その時中焦以下は寒となり、胸の熱と腸の冷えが夾雑し腸
鳴をなした。
治療は
脾の津液を補い、腹中の虚寒を除き、腹部の拘攣を緩め、胸の
熱を去る。
最初は脾を補い、足に気を下げ打鍼で腹部の拘攣をとリ、火曳き
の鍼を加えた。
胸の痛みは減ったが一進一退であった。
なかなかみぞおちのつかえが取れない。
季肋部の硬結を上に向けて久捻し、四華の灸を加えた。
すぐには変化はなかったが、眠れるようになったとのこと。
脈は浮いて少し柔らかくまってきて浮腫も減ってきてる。
声も明るくなった。
それとなく色々相談事を聞きながら
1ヶ月くらいするころには、胸の熱もとれたので最低血圧も下がり始
め3ヶ月くらいで胸痛や胃腸症状はなくなった。
鍼灸師は意識を超えたところでひらめくことがあり、それが微細であっ
てもきちんと観察することを教えられた。
ご覧いただきありがとうございます。 新潟県 長岡市 わかさ 鍼灸 整骨院 はり きゅう koukichi-wakasa.com