鍼灸師のお仕事26
不眠3
夜中に目が覚めてからまったく眠れないない
主訴 不眠 まったくねむれないこともある。 頭痛して嘔吐
肩こり 円形脱毛
望診 目が小さい。頬にういたような赤み
脈診 沈 微
腹証 心下にやや抵抗
皮膚に冷感
回盲部に抵抗
問診
食欲なし
生理の時下痢
考察
血が極端に少ない。夜中に目が覺めるのは胸に熱を持つからである。
心包に熱があり中焦から下焦が冷えている。
この熱は虚熱が波及したものではなく、中焦以下に冷えがあり
、
その反動で起きた熱であり、中焦以下の冷えが取れないと改善しない。
回盲部の抵抗は久寒である。疝である。
証
肝虚陽虚 湯液なら当帰四逆加呉茱萸生姜湯
治療
大衝 太谿 陰白 丘虚 腎兪 志室
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