季節の養生 1 カゼの後養生

季節の養生 1

カゼの後養生

昨日の勉強会でカゼの後養生の講義となった。

カゼをひいて発汗し体力が消耗したが治りがけとなった。
胃が冷えて胸に熱がある。
こんな時冷たい水を飲む
再び胃が冷えて咳やめまいが起こる。
ここまでは、五苓散の話だが

傷寒論の桂枝湯の条文を紹介した。

原文は、禁生冷、粘滑、肉麺、五辛、酒酪、臭悪等物、となる。17600221

胃の弱っている時禁忌である
カゼの後だけではなく生来胃腸虚弱な方が体調を崩した

生 生物であるが加熱されていないもの温性の調理が加えられていないもの
冷 冷えたものではあるが冷蔵庫のない頃の冷えたものである。冷える性質を持ったもの 例えば南方の果物

粘滑 咀嚼が手間で不消化なものである。

肉 動物性ではあるが消化に穀類にくらべ負担がかかりすぎる

麺 小麦製品を指す。小麦は冷やす。

五辛 大蒜(にんにく)・韮(にら)・葱(ねぎ)・辣韮(らっきょう)・野蒜(のびる)
陽気を発散しすぎてかえって冷える。刺激物である

酒 アルコール 病後には気を上らせ胃腸が冷える。

酪 味の濃いものは気血を停滞させる

臭悪 臭いは気であり、濁気は気を乱す。。

ご覧いただきありがとうございます。 新潟県 長岡市  わかさ 鍼灸 整骨院 はり きゅう koukichi-wakasa.com

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