鍼灸師のお仕事35
インフルエンザの後 腹痛 便秘する
インフルエンザの後、腹痛して便秘腹が張り時々下剤を使うようになった。
検温して発熱している
腹痛は激しくはない。
下痢すれば腹痛は軽くなる。
胃腸に虚熱が多くなると腹満、腹痛する
。
病理
風の後、胃腸が虚して乾き陰気を補う症候である。
太陰病である。
脈・腹
脈は弦でやや大で熱があり数が加わる。
右関上がよく分かり細くはない。
腹は腹直筋の拘攣があり、臍部に圧痛がある。
左天枢の少し下に圧痛が出ているい。
治療法
脾虚陰虚熱証なので労宮、台都を補う。
合水の陰陵泉を併用
腹部は、天枢、外陵、大巨、関元。
背部は脾兪、胃兪、三焦兪
予後
良好である。
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