菱葩餅(ひしはなびらもち)

菱葩餅(ひしはなびらもち)は、ごぼう白味噌とピンク色のを、餅もしくは求肥で包んだ和菓子である[1]。通称花びら餅平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600年にわたり宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。

歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉大根の塩漬け、などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった。

宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。明治時代裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになった。

当初はごぼうが2本であったが、現在では1本のものが主流である。

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