梅雨のだるさに良い食べ物　ハトムギ

• 利水
• 排膿
• 健脾
• 清熱

漢方的視点で見ると、この4つの効能効果があります。

利水 水はけむくみ取り

漢方では体の中に滞っている水分を水滞とは呼び、体のむくみや尿の出が少ないなどの代謝異常、そして倦怠感やめまいを引き起こすとされています。

利水とは、体の中の余計な水分を外に出して水滞を解消する、言わば解毒。デトックス効果のことです。

排膿　美肌美白

膿とは肌の表面に現れるニキビや吹き出物、化膿や腫れなどの炎症、そして体の中の粘膜の炎症なども指しています。

排膿とは炎症を緩和して、肌や粘膜を元の状態に戻す効果のことです。

健脾　消化を助ける

脾は脾臓(ひぞう)のことで、健脾とは病気や疲労などで弱まった胃腸の働きを元に戻して、消化をスムーズにして健康体を取り戻す効果のことです。

清熱　鎮静作用

熱とは熱証ともいい、肌や体の内面の痛みや炎症、充血、ほてりなどの熱が上がっている状態、さらに体の熱で生じ口の渇き、のぼせ、イライラなどが体感できる状態のことです。

清熱とは、炎症や充血のほかに、関節痛、筋肉痛などによる痛みを抑えて熱を下げて、体を正常な状態に戻す効果のことです。