柿川夜桜閑話 5 来る春去る春 2

来る春去る春 2
来る春

トリアシショウマ
若芽のうちに採って山菜として頂きます。逆さに見ると鳥の足のようだといいますがよくわかりません。味は、長岡でいうキノメに似て清々しい苦味があります。
春にこういったものは、これから成長するエネルギーを頂くことと苦味でリセットするからです。葉と茎に分けて茹でて、しばらく水に晒しました。
和え衣は、オリーブオイル、塩、酢、蜂蜜です。

コゴミ
雪解けを待ち一気に芽吹き群生します。雪が深いところほど大きく太く柔らかいです。雪国の植物の特徴ですが春から急に大きくなります。そして長岡花火のように大輪の華を咲かせ、冬に地中に長く留まります。
塩茹でにして香りが立ったら生上げにしました。和え衣は、ゴマ油とひねりゴマ。

去る春


柿川追廻橋上流100mほど行ったところに一本の大きな桜がある。
聞くところによると戦前からのものらしい。どうやら焼け残ったようである。
この付近に医院があり、そこの看護師さんが上流の方に逃げて助かった。
周りは火の海で川しか逃げ場がないところ九死に一生を得た。
100mの違いだが下流に流されていればどうなったかわからない。

ご覧いただきありがとうございます。 新潟県 長岡市  わかさ 鍼灸 整骨院 はり きゅう koukichi-wakasa.com

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